注文住宅で最悩みポイントの一つが「コンセントの位置」「電気配線」どうするか、ではないでしょうか。例に漏れずねこほし家もウンウン唸りました。
コンセントの位置と数をどうするか
間取りが確定した後、電気設備の担当業者さんとの「電気配線」の打ち合わせに入りました。まずは電気設備業者さんが標準的な電気配線のレイアウトを間取りに合わせて考えて下さって、図面に落としてメールで送ってくれました。
元々、電気配線の打ち合わせ開始から電気配線工事まで10日しかありませんでした。結構タイトです。スケジュール感の説明を受けたのですが、電気配線工事の2日後に吹付断熱施工の予定と言うのが理由でした。
吹付でモッコモコになったあとに電気配線工事をするのは難しいもんなぁ
やから順番が逆には出来ひんらしいわ
デッドラインまでに電気配線の図面と見積もりが決まらないと、吹付断熱の施工業者のリスケが必要になるので、工期が2週間ほど延びる可能性がありますと。それは困る!と言う事で何が何でも決め切る必要がありました。
標準のコンセントの数と位置をじっくり眺める
電気設備業者さんから送られてきた図面を確認。
ほぉ。悪くないやん
何様!!
キッチン後ろのパントリーにはキッチン家電収納も兼ねたい、と建築士さんに伝えて設計してもらったので、そこは組んでくれている様子。テレビの箇所もコンセント4口あるし。
ここから、増やす箇所や減らす箇所などを夫と話し合い。
自分たちの生活を具体的にイメージ
コンセントの位置や数を考えるにあたって、自分たちの生活動線やスタイルをイメージすることから始めました。具体的には以下の通り。
- どこに何の家具、家電を置くか
- 増える可能性のある家電はあるか
- どこで過ごす時間がどれくらいあるか
- 帰宅した時、朝起きた時の動線はどんな感じか
リビングの間取りを考える時に、どこにソファを置くか、どこにダイニングテーブルを置くかと言うのはあらかた考えたんですが、家電はざっくりとしか決めていなかったので具体的に考えることに。
今自宅で使っている家電などのサイズを測ったりして、どこに何を配置するか描いてみました。特にパントリーは家電が密集するのでじっくり考えました。
本当は手書きでこんな感じでラフ~に描いて、もう少し置くものも描いてますが家電関係に絞って描いてみました。ここに追加になる可能性のあるものとすれば「ホームベーカリー」「ソーダストリーム」「トースター」などでしょうか。
うちのパントリーは横幅2700mmの3枚引き戸のタイプにしたので、それをざっくり3分割して「食料品」「家電」「リビング」のゾーンに分ける予定です。
キッチン家電に関してはもう少し詰めて考えたので、もしよければこちらの記事もどうぞ。
パントリー内の電気配線に関しては結構細かくなるので別記事で書こうと思っていますが、物入や土間収納なんかも同じように何を収納するのか、入れるものでコンセントを必要とするものはあるのかを図に書き出して考えました。ここに追加になるかもしれないとなると「ルンバ」かな?でもここは廊下を隔てての物入なのでルンバは現実的じゃないな。
ざっくり家具の配置をイメージ
リビングに置く予定の家具を図面に落としてそこから生活動線を考えてみました。
狭いリビングなのでほとんど置ける家具はありません。ダイニグテーブルとソファくらいでしょうか。
ねこを飼う予定にしていて、ケージや何やは右上のねこのゾーンの固めようかなと思っています。
家具を書き込むだけで、何となく生活がイメージ出来てきました。ここからコンセントの増減を考えていきます。
テレビ周りとキッチン周りは多めに
まずはテレビ。テレビ周りで使うものを想像してみたら色んなものがありました。
パッと思いつくだけでもこれだけありました。
ただ、据え置きでコンセント繋ぎっぱなしのものが全てなのでここは電源タップで対応することに。
全ての家電がコンセントに直接ささなあかん訳ちゃうからな
キッチンについては多めにとってくれているので、置く予定のキッチン家電の数的に大丈夫そう。後はキッチンの造作腰壁の側面に2口コンセントを追加することにしました。うちはキッチンとダイニグテーブルを横づけにするつもりなのですが、ダイニングテーブルでホットプレートを使う時などにキッチンの側面にあったら便利かなと思って。
追加した後の図面はこちら。あんまり変わっていません。極限までケチって最小限にとどめたので。笑
青い丸が追加したところです。数としては2か所だけですね。あとは電話線の口を移動させてもらいました。
すでに後悔ポイントが…
上の図で緑の●をしているところです。ソファの周辺にコンセントがなくて。ソファの向かって右側は和室のドアがあるのでコンセントを付けられない…となると緑の位置にフロアコンセントを追加してもらえばよかった~~!!と後悔しています。もう既に。
でももう仕方ないのでどうにか対応するしかないですね。
コンセントの位置と数は具体的な生活をイメージ
今回はリビングだけのパターンでしたが、他の部屋も基本的にはこんな感じで決めました。
細かく言うと、コンセントの高さなども細かく指定したのですが、それは割愛させて頂きますね。
でも基本的には上記二点で大体想像出来てくるはずなので試してみてください。図面に家具や家電を書き込んで、もっと細かくレイアウトを考えると、次は可動棚や固定棚をどこにどうつけるか、と言う時にも役立ちますよ!
誰かに頼む選択肢もある
ココナラ、と言うスキルマーケットで電気工事士の資格を持った方や長年HMに勤めていた方など、プロに相談すると言う手もあります。
ねこほしは、間取りをココナラでセカンドオピニオンしたことがありますが、施主や一人の建築士のみではわからないところも指摘して下さったり提案を頂いたことで、とっても良い方向に行きました。
電気配線もお願いしようか悩みましたが、時間が無かったので自分たちで頑張りました。
が、時間があるなら他の人の目線で見てもらうのもとても参考になると思います!
参考までに、私の間取りのセカンドオピニオンをお願いした時の記事を貼り付けておきますのでもし良ければご覧ください。
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