キッチン家電のコンセントを考える

前回、電気配線の位置と数について考えた記事を書きましたが、LDKの中で一番悩んだのがキッチン家電のコンセントでした。おそらく殆どの皆さんがキッチン家電のコンセントって一体何個、どこに付けておいたらいいの?と悩むのではないかと思います。

今回はねこほし家なりのキッチン家電のコンセントの配置を考えてみました。

キッチン家電の電気配線の数と位置を考える

ねこほし家はキッチン家電を全てキッチン後ろのパントリーの中に収めてしまう予定です。元々カップボードにするか悩んでいたのですが、パントリーも欲しくて。でもパントリーを独立させる広さが無かったので全て合体!と言う形になった流れです。

大体の大きさはこんな感じです。

ものすごくざっくりです

幅2700mmのところをざっくり3分割して、ゾーニングしようかなと。我が家はLDKが狭く、リビング収納も別個では取れなかったのでここに合体。なのでこのパントリーの中にコンセントがたくさん必要になります。

まずはキッチン家電の消費電力を調べる

まず電気設備業者さんに言われたのは「キッチン家電、何を使っていますか?」と言う事。

これには訳があって、コンセントは一回路あたり2,000wが上限になり、同時に2,000w以上の電力を必要とする家電を使用するとブレーカーが飛ぶので…と言う事でした。(我が家の場合)

なので我が家のキッチン周りで使う家電とその消費電力を書き出すことから始めました。

  • 炊飯器:1200w
  • 電気ケトル:1250w
  • ネスプレッソ:1200w
  • オーブンレンジ:1500w
  • ホットプレート:1300w
  • ハンドブレンダー:200w
  • ホットサンドメーカー:800w

日常的に使用するのはこのメンバー。皆さんなかなかの消費電力でいらっしゃる。

ねこほし
ねこほし

ケトルとレンジ使ったらいっつもパーンなるのは2,000w超えてたからか

すま夫
すま夫

その2つは消費電力高そうなんわかるやろ

お気付きになられましたか…このメンバー、大体どの組み合わせで使うにも2,000w超えます。

電気ケトルとオーブンレンジは回路をわけることに

コンセントの1回路辺り2,000wを超えるとブレーカーが落ちてしまうと言う事なので、極力2,000wを超えないように使用するしかない。と言う事は「使用するタイミングが同じ家電」を回路分けして配置するしかない。

ねこほし
ねこほし

さっき記載した「消費電力」は「その家電を使用しているマックスの時の消費電力」やで

すま夫
すま夫

炊飯器とかはお米炊いてる時のマックスが1,250wで、保温状態の時はもっともっと消費電力少ないって事?

ねこほし
ねこほし

そゆことらしい。詳しい事はわからんけど。

我が家は「料理時:炊飯器+オーブンレンジ」「朝食など:オーブンレンジ+電気ケトル」の組み合わせで使いことが多いです。その他の3つの家電に関してはタイミングをズラすことも可能なのでひとまず置いておきます。

炊飯器はお米を炊く1時間もしくはお急ぎコースで20分ほどの間を避ければオーブンレンジなどと併用しても大丈夫。(今のマンションでもそれならブレーカー落ちてない)

オーブンレンジと電気ケトルは毎日の中で使用頻度が多いのと、どっちかを使い終わるまで待つのがイヤなので(今待つスタイルでイライラしている笑)「オーブンレンジ」と「電気ケトル」を回路分けすることに決定。

キッチンのワークトップで使う事も想定

上で出てきた「ホットサンドメーカー」と「ハンドブレンダー」についてはパントリーの中ではなくキッチンのワークトップで使うので、それ用にキッチンの腰壁の立ち上がり部分にもコンセントを一つ追加してもらいました。

赤丸の部分のにコンセント追加

これは前の分譲マンションの時にあって、とっても便利でした。

それぞれどこに配置するか

では次は置く位置。電気ケトルとオーブンレンジは回路を分けるので必然的に決まってくるので、後はそのほかのものとのサイズとの兼ね合い。

真ん中の家電ゾーンの幅に収まるようなサイズの組み合わせを考えて、それぞれ使いやすそうな位置に持ってきます。

水色がコンセントの大体の位置です

ほんで、今使っているくらいの高さを目安にしてこんな感じに決めました。

数をもう少し増やそうか悩んだのですがケチりました。ここも多分増設タップでしのぐ予定です。回路を分けただけでも今よりは使い勝手が良いのではと期待しています。

プリンターのコンセントどないすんねんって思いましたけどこれは充電ゾーン辺りからもってくるか、プリンター自体をもう少し上にするかにしようかな…すでにやらかしてもうてる。

ホットプレートは?

一番初めに挙げたキッチン家電の中に入っていた「ホットプレート」。これは当たり前ですがパントリーの中では使いません。キッチンのワークトップでも使いません。

ダイニングテーブルで使うので、キッチンの腰壁の側面にコンセントを増設してもらうことにしました。

画像はネットからお借りしています

イメージとしてはこんな感じ。我が家もキッチンにダイニングテーブルを横づけする予定なので、こんな風にコンセントがあればホットプレートを使う時でも便利かなと。

ダイニングテーブルでパソコンを使う時やスマホを使う時でも充電しながら使えるし。

キッチン家電のコンセントの位置と数は何をどう使うかによる

キッチン家電のコンセントの位置と数を考えるのはとっても大変でした。でも以下のポイントを抑えていればすぐ考えられるし、何よりその後のキッチン家電の使い方もイメージ出来るので良いと思います。

  • それぞれの消費電力を書き出す
  • どの組み合わせが多いのか考える
  • 同時使用したい家電の消費電力総合計を計算
  • 使用するタイミングをズラせるかどうかも考える
  • 家電を使用する場所を考える(置いたままかキッチンワークトップ上か)

これらを一つ一つ考えていけば、どこにどれくらいのコンセントを付けたら使いやすいキッチンになるのか自ずとわかってくるはず!結構楽しいですよ♪

キッチン以外のコンセントの位置を考えた時の記事もありますのでもしよければどうぞ。

コメント