SOZOWスクールの体験・説明会

前回、不登校の娘が通えるフリースクールを探していて、通学型からオンライン型に絞って探すことにした記事を書きました。

SOZOWスクールの体験・説明会に出た理由

SOZOWスクールとは

オンライン型のフリースクールを探そうと思い、色々見ていた中でたまたまネットの広告で見つけたSOZOWスクー(そうぞうすくーる)「好きを学びに」と言うキャッチフレーズと、マイクラなどを使って活動するらしい、と言うことが書かれた広告を見て気になりました。

娘に話してみると興味がありそうだったので体験・説明会に出ることにしました。

私が体験・説明会に出たのは2023.2月頃だったので今とは違うこともあるかと思いますが、説明・体験会で聞いた・見た内容としてはこんな感じでした。

対象年齢は小4~中3(小中等部)

ホームページを見てみると対象年齢は小4~中3まで。当時娘の学年が小4だったのでこれはクリア。

ねこほし
ねこほし

入学したら娘が一番低学年になるけど大丈夫だろうか…

高校生向けのSOZOWスクール高等部も2024年に開校されました。

バーチャルキャンパスを使用

Metaと呼ばれるバーチャルキャンパスを使って登校。そのキャンパスの中で生徒同士が交流し、活動も行う。自分でドットのアバターを作って操作する感じ。

ねこほし
ねこほし

これは娘めちゃめちゃ食いつきそう…!

と思ったらやっぱり娘めちゃくちゃ食いつきました。Metaとはこんな感じ↓大きな空間(=キャンパス)がゾーン分けされていて、机やイスがたくさん並んでいます。実際の学校みたいに、そこに座って一緒に机を囲んでいるメンバーとお話をする、と言うシステムのようです。リアルな学校ではないもののアバターを使ってほぼリアルに近い活動をするのが娘には楽しそうに感じたみたいでした。

sozow school公式ホームページよりお借りしています

好きなことで学びつつ自分を伸ばしていくという考え

時間割が決まっていて、カリキュラム通りに勉強を…と言う感じではなく「好きなことしよ!それが一番の学びだよ!」みたいなスタンスが魅力的だなと思いました。勉学も大事ですが好きなことからも色んな事が学べるという観点に興味を惹かれました。

色んな活動が出来る

バーチャルキャンパスを通して色んな活動が出来るとはホームページを見て知っていたものの、すごい数でした。

sozow school公式ホームページよりお借りしています

↑ここに書いているのはほんの一部で、ほかにもたくさん活動内容がありました。もちろん全て強制ではなく自分の好きなことを選んで行う形です。

登校の制限などはなさそう

通学型で調べていた時は、「週2日で●●円、週4日で●●円」と言う形が多かったのですが、SOZOWスクールは週何日通っても定額の月謝。当時の娘は全く学校に行けていなかったので、毎日使用できる、と言うのはありがたく感じました。

子ども本人の意思を最優先

SOZOWスクールではすべてにおいて「子ども本人の意思が最優先」だそうです。SOZOWスクールにも勉強をする時間がありますが、それに参加するのもしないのも「子ども本人の意思が最優先」。親がどれだけ「子どもに勉強するように言ってください」とSOZOWスクールのスタッフさんに言っても、子ども自身が望まないのであればスタッフさんから子どもへの働きかけはおこなわない、と仰ってました。

バーチャルキャンパス内で生徒同士でコミュニケーションをとるのですが、それもカメラ・マイクをオン・オフにするのも子どもの自由。カメラはオフにしてマイクだけオンでもいいし、カメラもマイクもオフでチャットだけでコミュニケーションでも問題なし

創設された方のバックボーンがわかりやすい

SOZOWスクールを創設されたのは小助川さんと言う方です。この方は株式会社リクルート、グリー株式会社を経て発達障害やLDに特化した教室の株式会社LITALICO、そのあと小学校プログラミング教育必修化の初代有識者委員を務められたそうです。

くわしくは下記記事に紹介がありますので是非。

”好き”から学びを始めよう!SOZOWスクール代表・小助川将さんインタビュー(後半)|【公式】サイボウズソーシャルデザインラボ(そでらぼ)🌱note
文部科学省によると、昨年度全国の小中学校で、30日以上欠席した不登校の児童・生徒の数は約29万9000人。10年連続で過...

別に名だたる会社を出てる人が良い、とか言うのは無いのですが教育に関わるお仕事をされてこられた方であれば然るべきノウハウや色んなご経験もあるだろうし、何となく安心かな~と思っていただけでしたが、説明会で小助川さんとその奥様がお話されていてとても魅力的でした。

ご自身のお子さんも不登校を経験されていらっしゃったようで、その時の経験からSOZOWスクールを創業することになったことや、今現在のお子さんのお話などお聞かせ下さりとても素敵でした。

ねこほし
ねこほし

「不登校児の親」の気持ちを分かって下さる方が経営されている、と言うのは私にとってとても大きなことでした

体験・説明会に出てよかった

体験会に出て、バーチャルキャンパスの説明や実際少し画面を見せてもらったりしたことで娘のテンションはMAX。とても興味があるらしく、すぐ入学したい、と言い出しました。

親としてもシステムやスクールの方針に共感出来ましたし、これで娘の居場所が出来るのであれば、と入学を決めることにしました。

SOZOWスクールに決めた理由はたくさんあります。

  • 対象年齢は小4~中3
  • バーチャルキャンパスで活動
  • 好きなことで学ぶ
  • 出来る活動内容がたくさん
  • 授業料は定額
  • 何事も子どもの意思が最優先
  • 創設者のバックボーンがしっかりしている

次は3年ほど通ってみた実際の感想を書いてみたいなと思っています。

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