2020年1月に建築条件付きの土地を契約したねこほし家。ウキウキだったんですが、その後新型コロナウイルスの流行が来て、少なからずねこほし家にも影響がありました。
夫の残業カットと年収減見込み
コロナウイルスの感染拡大を受けた6月。夫の残業がなくなりました。全くゼロです。今まではそんなに多くないものの月にいくらかは残業があったものがピタっとなくなりました。業務が減ったからです。
土地の契約に至るまでに、ソニー生命さんにライフプランニングをしてもらって、老後の資金も多少ながらは残るからまぁ大丈夫じゃない?と言う結果だったんですが、ここにきて夫の年収が減収見込み。
このまま家建てていいんやろか…
元々そんなに余裕のある物件金額ではなかったので、とっても不安になりました。「住宅ローン 年収 〇倍」「住宅ローン 世帯年収」「〇〇〇〇万 年収 ローン」など毎日毎日言葉を変えて検索して、体験談を読み漁りました。
でも所詮はネット。「大丈夫です」「きついかな」「ありえない」「破綻する」…本当に色々な意見がありました。
世帯年収の比率やこどもの数、住宅ローンを組む年齢、現状の貯蓄額などで全然条件変わるもんね…
家づくりのおさいふ
そんな時にたまたまtwitterで見かけたこのソフト。とよクマさんと言う方が作成された新築するときに掛かる費用や金額の計画に使うソフトです。たまたま私がtwitterを拝見した時(2020.7下旬)には条件付きですが無償で配布していらっしゃいました。
新築する時って、気付かないままオプションで費用がかさんだり、「家を建設する」と言うこと以外にかかる費用も「家を建てる(→引っ越す)」費用。
例えば上棟式・ご近所さんへのご挨拶・大工さんへの差し入れなど。これも全部含めて「家を建てる」と言う行為になると思うんです。
でも意外と皆「新築に掛かるお金」って「土地+建築費用」、よくて「+諸費用」くらいで計算しているんじゃないかなぁ。
かくいう私もそのうちの一人でした。
特にねこほし家の場合は「建築条件付きの土地」のため建築費用もあらかじめ〇〇〇〇万円と決まっています。なので大体もう家を建てるのにいくらくらいかかるのか、住宅ローンをいくらくらい借りれば良いのかわかっています。
でも、このソフトを使うまで上棟式やご近所さんのご挨拶の品物って「家を建てる費用」としては組み込んでいませんでした。
ではどんな感じで使っていくのかとよクマさんに許可を頂いているのでちょっと紹介してみましょう。
実際のソフトのサンプル
このシートには土地と建物のおおよその工事の費用を入力します。この時点で、今まで私が考えていた費用より細かいです。TVアンテナ工事費とか。
ちなみにねこほし家の場合は「建築条件付きの土地」で水道引込工事費や地盤調査や地盤改良、外構費用も全て込みでした。
このシートには新築の際に貰える補助金などを入力。家を建てた後の資金残高に関係してきます。
ここは入力したシートから自動計算で組もうとしている住宅ローンに対する月々の支払額の割合や金利込みのローンの支払い総額なんかがわかります。
他にもいろいろと入力するシートを埋めた結果、こんな診断結果が出ます。これはFPさん監修の元、理想のバランスを出してくれます。個人的には真ん中の「〇」「×」なんかが視覚的にとってもわかりやすかったです。あとは下部に出ている解説。これがとっても参考になりました。
洗い出した住宅に掛かる費用のうち、どのくらい現金で支払い、どのくらい住宅ローンに組み込むか、親からの援助がいくらか、など色んなケースでシミュレーションが出来ます。勿論シミュレーションなのでいろいろなパターンを考えながら残す手元の現金や住宅ローンの金額、頭金なんかを考えられるので良いなと思いました。
これはほんの一部です。とよクマさんのホームページ(このページ最下部にてリンク貼ります)もっと細かい紹介や使い方の解説があるので見てみてください。
とても細かい
正直、入力する項目はとってもたくさんあります。お住いの補助制度とかも調べてみないとわからない項目もあったりして、多少面倒な部分はありますが、その分精度が高い。家は「建てるだけ」が大事なのではなく、建てる前の資金計画と建てた後の自分の所有資金含めて資金計画がとても大事。
建ててから楽しい生活を送る
これが一番に目指すべきところなので、このシミュレーションを使って家を建てるにあたっての資金計画は無理がないか、家を建てるところだけにフォーカスすると無理はないが、建てた後貯蓄が少なすぎて生活がしんどくならないか。ここまで考えてやっと「家建てよう!」とGOサインが出せるものなのかもしれません。
とっても使いやすくて見やすくて参考になる
入力箇所は多くて細かいですが、その分綿密。結果も見やすいし所々出てくるアドバイスがとても参考になる。自分の作ろうとしてる家が最終的にどれくらい費用がかかって、家計にどれくらいの負担になるのか、じっくり考えることができます。
きちんとデータ化、根拠もあるのでご夫婦やご家族で話し合う際にもとても役立つと思います。これからどれくらいの出費がどういった項目で発生するか、しそうかを把握するのにもとても役立つと思います。
肝心のねこほし家
偉そうなことをツラツラ並び立ててみましたが、肝心のねこほし家のシミュレーションはどうなったかと言うと。
まぁまぁ無理してる
って感じの結果でした。あっれー??まぁそこそこ予想通りっちゃー予想通り…もともとちょっと無理してるよな~とは思っていましたがやっぱり診断でもそんな結果が出ました。
どうするん?
………このまま進めます!!!
シミュレーションの意味ないやん!と言うお声がたくさん聞こえてきそうですが、このソフトとは別に「100年のおさいふ」と言うライフプランニングのソフトも使ってもう一回資産設計を考えてみました。
すると家を建てるときは結構無理していますが、これから35年、45年…と言う長いスパンで見てみると一応赤字にはならず、老後の資金も死なない程度には貯められていそう。
多角的な目線で人生設計が出来る
このソフトで家を建てた後の資産状況が分析されますので、そこからのライフプランニングを併せて考えてみてください。ライフプランニングだけでは見えなかったこと、家を建てる資金計画だけではわからなかった人生設計が見えてくると思います。
このことに気付いた時、結構感動しました。笑
何事も多角的に見るのが大事なのかも~って気づいたねこほしなのでした。
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