ある建築条件付きの土地に出会う

新築するにあたって、色々条件を洗い出し何社かの不動産会社さんに土地を探してもらっていたねこほし家。勿論自分でもネット検索しまくる毎日。

良さそうな土地

どこかないかと一日に暇さえあればネットでat homeやSUUMOなどで土地や中古物件を検索しまくる毎日。そんな中気になる土地が。あんまり聞いたことのない不動産会社さんだったのですが、メールにて問い合わせてみることに。

建築条件付きの土地を主に扱う不動産業者

メールにて連絡をとったあと、すぐその会社の事務所に行ってみました。ネットで見つけた土地に関しては、条件的には悪くなかったのですがあまりピンと来ず。土地を探していることを伝えると「今週情報が出揃った土地があります」と奥から資料を持ってきてくれました。

資料を見てみると、私たちの条件はほぼすべてクリアしてる土地でした。

◎立地 ◎上下水道 ◎前の道路と高低差ほぼ無し ◎ハザードマップ区域外 ◎前の道路広い
◎5区画ほどの新規分譲地 ◎駅チカ

とても良い!!ただ気になるのが「建築条件付き」…?そう言えば初めに見ていた土地もそんなことが書いていたような…

ねこほし
ねこほし

条件をクリアした者しか売って貰えへん土地なんか?

建築条件付き土地ってなに?

建築条件付き土地というのは、「一定期間内に、指定した建設業者で家を建てる」という条件がついた土地のこと

ライフルホームズより

端的に言うと、「建築条件付きの土地を買う=建てる工務店が必然的に決定」「土地の契約をしてから3か月(これは契約によって違う)以内に建物を建てるための契約を結ばない場合は土地の契約から全て破棄」と言うような感じです。

なので建てたいHMや工務店が決まっている人にとっては悪条件の土地ですね。不動産会社さんとの話し合いによっては建築条件を外してもらうという事も出来るようですが、すべてがそういう訳ではないようです。

建築条件付きの土地のメリット

土地代が相場より安い

土地代が相場よりお手頃なことが多いです。と言うのも、土地代を安くする代わりに、建設費用で利益を出すことが多いようです。

でもでも、そんなお手頃と言われている建築条件付きの土地ですがねこほし家的には予算オーバーでした。ちーん

金額がわかりやすい

建築条件付きの土地は分譲地のことが多いので、整備や調査の費用も土地代に込みになっていることが多いようです。ねこほしの訪れた、この不動産会社さんが扱う土地も全て「地盤調査」~「ライフライン整備」まで全ての費用が入った状態での土地代でした。

なので「地盤改良費、いくらかかるかな…」や「土地の整備にかかる費用」などの心配がありませんでした。

立地のいい土地が多い

私の考えですが、良い土地って「売れる」からなのか、良い土地が多い気がします。立地のいいところなので「建築条件」を付けても売れる、と言うことなのかなぁと思ったりしています。

建築条件付きの土地のデメリット

工務店が選べない

「ここで建ててくれるならこの土地売るよ」と言う条件なので、家を建てる工務店が選べません。なのでここで建てたい!と思っているハウスメーカーや工務店がある方には向いてないです。

条件によっては自由度が低い

どういった条件で縛っているかにもよりますが、土地を売っている会社によっては間取りもあらかた決まっている場合があります。AかBかCのパターンの間取りから選んでね、みたいな。ねこほしは3社ほど建築条件付きの土地を扱う不動産会社に話を聞きましたが、3社とも「自由設計」と呼ばれるものでした。

間取りを考える期間が短いことが多い

建築条件付きの場合、「土地の契約から3か月以内に建物請負契約(建物の工事をお願いします!と言う契約)」を結ぶ、と言うパターンが多いと思います。「自由設計」の場合、注文住宅のように一から決めていくので、じっくり考えたい場合は3か月ってタイトかもしれません。

ここ、いいのでは…?

立地優先で土地を探している人の場合、建築条件付きの土地に出会いことが多いと思います。かくいうねこほし家もそうでした。立地を結構優先していたので、良いなと思う土地は大体建築条件が付いていました。初めは建てたい工務店があったので、敬遠していましたが、段々そんなことも言ってられないな、と思い始めました。

ゆっくり条件を見てみると、ねこほし家に合ってる土地な気がしたので夫と「ここ、いいかも」と言う話になりました。予算オーバーでしたけど…笑

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