新居にお茶室を設計したい

新居を構えるなら、ねこほしはやりたいことがありました。

間取りに茶室風の和室の設計をしたい

元々新居に和室は欲しいと考えていたねこほし夫婦。割と「和」が好きなので。そしてどうせ和室を作るなら、「茶室っぽく」したい、と言うのがねこほしの希望です。

実はねこほし、こどもと一緒に茶道を始めまして。ほんとに始めたばかりなのでお点前どころか何にもできませんが。でもとても楽しくて。可能なのであれば家でも「お茶」を感じられる和室があったらな~と。

なにがどうなったら「茶室」なのか…

上記でお分かりになるかと思いますが、「茶道」の「さ」の字もわかっていないので、「何がどうなっていれば」茶室なのかと言うのも全くわかっていないまま茶室が欲しいと言っています。

すま夫
すま夫

そんなんで茶室作るとかよう言うたな!こわ!

ねこほし
ねこほし

だまれ

とにもかくにも茶室についての知識がなさ過ぎたので、調べてみることに。

そもそも「茶室」の定義とは

じゃあそもそも「茶室」って何?和室と何が違うの?と思ったので調べてみました。

「茶室」とは、主人が客人を招いて、もてなしのために、茶のお点前(てまえ)をする空間のこと

京都市観光オフィシャルサイトより引用

だ、そうです。

ねこほし
ねこほし

わかった…ようなわからんような…

すま夫
すま夫

端的に言うと、「うちで茶ァ飲まへん?もてなしまっせ」ってお誘いして、家でお茶でおもてなし出来るような部屋ってことか

ねこほし
ねこほし

引用したことを口語で言うてるだけやん

具体的に「こうなっていたら」と言うのは無さそうですが、お茶を点てられて、おもてなしが出来るようなお部屋、と言うことだとねこほしは解釈しました。

茶室っぽくなる要素を調べてみる

「茶室っぽく」したいものの、何がどうなったら茶室っぽくなるのかわからなかったので、ひとまず図書館で「茶室の設計」に関連する本を大量に借りてきて、読み漁る毎日

この2冊はわかりやすかったです。実例も載っているし、こんな風にしたい!と言うのがあれば参考に出来ます

まずはお茶を点てるための「炉を切る」

茶室っぽくしたい、と思った時に一番にイメージに浮かんだのが「炉を切る」と言うこと。ちなみに、「炉」を切る、と言うのは…

茶室には「炉(ろ)」というものが必要です。これはお茶をたてるためのお湯を沸かす「いろり」のことを指します。なお、炉をつくることを、「炉を切る」と言います。

ホームズ 「我が家に「茶室」をつくろう!間取りを考えるときに押さえておきたいポイント」より
上記「ホームズ」より画像引用させて頂きました

なので畳の一部分を切って、そこに茶釜を入れられるようにすることが必要。

掛け軸やお花などを飾るための「床の間」

次に思いついたのは「床の間」でした。今のマンションにも和室はありますが、床の間はありません。床の間があるだけでグっと「和室」「茶室」感が増すような気がしました。

茶道の先生のお家でも床の間に季節折々の掛け軸や、お花を飾っていらしてとても素敵なのです。

茶器や茶道具を置いておくための「水屋」

これは、絶対ではないですが「茶室」っぽいイメージに欠かせないものかなぁ。水屋、と言うと関西の人は「食器棚」を思い浮かべるかも知れませんが、実は茶道における「水屋」はあれとは違います。

ねこほし
ねこほし

そんなん皆ちゃんとわかってるやろ

高橋工務株式会社さまのホームページよりお借りしました

こんな感じの、茶道具や茶器専用の水場のようなイメージです。ここで茶器などを洗います。

茶室から見える日本風の「坪庭」

茶室でお茶をたしなんでいる際に、日本庭園風のお庭が見えたら何て素敵なんだろうな~と言うメージです。出来ればそこに蹲や飛石?なんてあれば最高。

アンナカ造園さまのホームページよりお借りしました

さすがに日本庭園は難しいので「坪庭」くらいは出来たらとっても嬉しいし、「茶室感」も増すんじゃないかと思っています。

茶室と坪庭を結ぶ「縁側」

縁側なんてあると「和室」っぽさとか「茶室」っぽさが増すんじゃないかと言う勝手な想像。これは「茶室っぽさ」には直接は関係ないかもしれません。

でもポカポカの縁側で、坪庭を眺めながらのんびりお茶を飲む…なんてことが出来たらすごく幸せ~。

すま夫
すま夫

それもう絶対お菓子も食べて昼寝するやつ!!

間取りに茶室を設計するためには

色々調べたり、自分のお稽古でのイメージだったりを総合的にまとめてみると、茶室を設計しようと思うと以下の要素が挙げられます。

・お茶を点てる為の「炉を切る」
・茶室から観賞する「坪庭」を作る
・茶道具や茶器の為の「水屋」を作る
・掛け軸やお花を飾る「床の間」を作る
・ぽかぽかお茶を飲むための「縁側」を作る

これをどこまで、間取り設計に組み込めるかわかりませんが「茶室」を作る為の要望として設計士さんに伝えてみることにします。

すま夫
すま夫

欲しい「茶室」に必要な優先順位とか明確なイメージをよく調べときや

ねこほし
ねこほし

引き続き茶室について色々調べとくわ

次は茶室の設計で畳の並び方と、どこに炉を切るのかと言うのを茶道の先生にお伺いしながら考えたお話です。

茶室以外の間取りに関しての打ち合わせも少しずつ進んでいます。どんな風に進め始めたのかはこちらの記事からどうぞ。

コメント

  1. 橋本明美 より:

    わが家は4年前に茶室を作りました。8畳と6畳の続き間です。畳敷きの控え廊下と簡単な水屋を設えた縁側です。GOOブログ『人間3人犬5匹・・・新築1軒』という私の備忘録に書いています。よろしければご覧になってください。

  2. necohoshiiyan より:

    >橋本様

    こんにちは!コメントありがとうございます。
    ブログ拝見しました。とっても広くて豪華で素敵ですね!
    どこかの旅館みたいでビックリしました。
    我が家はたった3帖なので比べ物にならないですが、参考にさせてください^^

  3. 橋本明美 より:

    良かったです。本来のお茶室は3畳で十分の広さです。私は裏千家なのですが、裏千家の工事部というところに部屋の図面を送り炉を切る場所とか丁寧に教えていただきました。(無料でした)
    もし、お時間がおありならお茶の本家に相談されるのも一考かと・・・

  4. necohoshiiyan より:

    >橋本様

    おはようございます!
    そうですよね。私も自分の茶道の先生にお伺いしたところ、3畳で全く問題ないとのお言葉頂いて、少し安心しました。
    裏千家の工事部!そんな所があるんですね!
    一応、茶道の先生に相談はしてるのですが、工事部にも聞いてみるのも良いですね!
    素敵な情報、ありがとうございます!!!