中古物件を含め、何社かの仲介業者さんにお声がけをして探した土地。なかなか希望通りの土地ってないものでしたが、ようやく土地が決まりました。
建築条件付きの土地に決めました
ねこほしは色々土地や中古物件を見ましたが、最終的には結局「建築条件付きの土地」で新築することに決めました。
建築条件付きの土地は最悪!と言うネットの情報
twitterやインスタを見ていると「建築条件付きの土地だけはやめておいた方がいい」と言うネガティブな情報がとても多く目に入りました。ねこほしも、土地探しをしている段階で「建築条件付きの土地」と言うのを素人ながらネットでですが検索して、勉強していました。
その時に得た情報で、ねこほしなりに解釈してまとめた記事を書いたこともあります。現在土地探しをしている方は是非見てみてください。
なので建築条件付きの土地と言うものが、あまり好まれない理由や、トラブルになる原因についてなどおおよそは理解しているつもりです。土地探しをし始めてすぐの状態だったりすると建築条件付きの土地を安易に契約するのはやめた方が良いのかな、と思います。
ねこほし家がその建築条件付きの土地に決めた理由
ではなぜねこほし家がそんな、建築条件付きの土地の購入を決めたのか。色々と理由はあります。
土地の条件がすこぶる良かった
まぁこれはそうですよね。色々見てきた中で、群を抜いて条件が良かったです。
駅から徒歩4分
これはねこほしが電車通勤のため外せず。ここまで近くなくても良かったですが、子供が大きくなって電車を使うようになっても、駅チカなら安心。
駅チカなら将来何らかの事情で、自宅を売却することになったとしても資産価値的にも良いかなと言う点も考えました。
前面道路との高低差ほぼ無し
私の実家が高台に家を建てている為、道路から8段くらい階段をあがらないと玄関に行けないんですよね。
最近両親が「あの階段が膝に来る」と言うのを聞いたので老後の事を見据えて、出来るだけフラットで玄関まで行けることを希望しました。あとはケガしたときや車いすになった時もフラットに近い方がありがたいので。
小・中学校が近い
これは期間限定の話ですけどね。まぁ近いに越したことはないだろうと。
中学校は特に、部活動を始めるようになったら帰宅時間が遅くなることもしばしばだと思うので、自宅までの距離が短い方が安心ですよね。
小規模分譲地
近所づきあいが得意ではないため、大規模分譲地はちょっと避けたかったんです。かと言って昔からの古い住宅地にポンと飛び込んでいくのも勇気がなくて。小規模分譲地がちょうどかな。
区画の形状的に、道路族が発生しなさそうなところもポイントでした。
前面道路が狭くない
これは夫が車通勤のため外せない条件でした。前面道路、広くもないですがまぁ普通に運転には支障のないレベル。
車の行き来が少なくないので、ちょっと気を付ける必要はありますがビュンビュン通るほどではないので許容範囲。
ハザードマップ区域外
これは絶対に外せない条件。でも我が家の探している地域は、土砂災害警戒区域が割とある地域だったので、区域外と言うのは貴重でした。
地盤のマップで調べたところ、地盤も固そうだし問題ないかなと。
その他のプラスになった条件
土地が良いのは購入を決めるにあたり、当たり前として、その他この土地の契約を後押しするプラスの条件があったのも決め手の一つでした。
仲介手数料が不要
施工会社が直接販売している土地だったので、通常土地を購入するのであれば不動産業者に支払う「仲介手数料」がありませんでした。これだけでも数十万円はするので大きい。
ライフライン全て整備済
上下水道、都市ガス全て整備済。今まで見てきた土地は上水道はあれど下水が通っていなくて個別浄化槽だったり、上下水道だけどプロパンガスだったり…。
個別浄化槽だと毎年のメンテナンス費用も、手間も掛かるので避けたい。プロパンは、これまた実家がプロパンですがガス代が結構すごいことになっているのを知っているので避けたかったんです。
外構費込
建物の金額に外構費も込みでした。外構に特に拘りがあるわけではないので、最低限やってくれるならそれでよし。
契約を見てみると、アプローチ、ポスト・インターホン、外部照明、敷地境界のブロックもしくはフェンス、家の周囲の砂利敷き、植栽が標準で組み込まれていました。ねこほし家にとってはこれだけやってくれるなら十分!
地盤調査費と地盤改良費込
これも全て込みでした。よくインスタなどで「地盤改良費〇〇万でした」などを見かけていたんですが、うちに関してはその辺関係なかったのでありがたいなと。
まぁこの辺の費用に関しては見えてないだけで、建物や土地代に含まれてるだけなんやろうけどな
・ローンが一本
通常、土地から買うと土地の代金を先行してローンで支払っていかないといけないと思うのですが、ねこほし家の土地は建物が建ちあがった月から土地+建物の費用のローンが実行される、と言う契約です。
なので新居に引っ越してから支払いが始まるので仮住まいの家賃+新居のローンの支払いと言うのが無いので負担が少ない。
こんな感じで、ねこほし家にとってはメリットがたくさんあったんです。この条件を超える土地にはいまだに出会っていません。
建物の制限は事前に確認
建築条件付きの土地を選ぶにあたり、一番大きな問題と言えば「建物」がどうなるか、と言う事だと思います。
ねこほし夫婦も、出来れば素敵な建物が建てたいので、この建築条件付きの土地を契約した場合にどんな建物が建てられるのかは事前に確認しました。
ほぼ注文住宅
事前に業者さんに色々確認しました。
・住設の標準装備は?
・過去の施工事例は見られるか
・間取りはどこまで自由にできるのか
・標準装備以外の住設を入れたい場合対応してもらえるのか
上記を中心に質問しました。結果としては
・標準装備:カタログをもらいました
・過去の施工事例もパンフレットをもらいました
・標準装備以外もオプション扱いになるが対応可能
・間取りは設計士さんと一から考えるのでほぼ注文住宅
併せて基礎や外構、断熱材なども確認しましたが納得いくものでした。耐震等級もオプションですが3まで対応可能との事でしたし、ねこほし家のしてほしい事は叶えられそうだったので問題なく。
現在、建築士さんと間取りの打ち合わせ最中ですが、聞いていた通り注文住宅状態。なので茶室を作ろうとしているねこほしです。
総合的な判断
建物を建てる工務店が選べない、と言うのは大きなデメリットになるとは思いますが、我が家は建物<土地だったので土地の条件を優先して決めました。
・仲介手数料が不要だった
・土地の全体的な条件が良かった
・費用的な面でも土地+建物のみでシンプル
・住宅ローンも上記に伴ってとてもシンプル
・土地に関する予想外の追加費用が発生しない
・ほぼ注文住宅のような形で、望むことはしてもらえそう
ねこほし家にとっては上の6つのメリットが、いわゆる建築条件付きの土地に掛かるデメリットより上回りました。その辺はケースバイケースなので、「相性」とか「縁」ですね。
建築条件付きの土地にはデメリットもあるかと思いますが、我が家にはとっても魅力的な土地だったのでデメリットも良く考慮したうえで総合的判断で契約に踏み切りました。トラブルもあり、一度購入をあきらめかけましたが、やはり諦めきれなかったです!
デメリットもよくよく調べて、知識をつけてから契約を考えるのが吉!
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