土地探し…土地にも色んな種類がある

土地の条件は夫との話し合いの末、何となく決まりました。次は実際に不動産会社さんに行って、私たちの条件に合う土地を探してもらうことにしました。

土地探しを始めるも、土地にも種類があることを知る

不動産会社の方に声を掛け、条件をふんわり伝えて土地を探してもらいました。私たちの場合は地域が圧倒的に狭い中で探してもらわないといけないのと、予算があまりありません。そして地位柄ポンポン出てくる感じではなかったので、めぼしいものはすべて見に行く!と言うような感じでした。

幸い、夫が地元出身なのでネットに掲載されている物件写真や不動産会社さんから送られてくる資料を見せると大体どのあたりかわかったので、場所がわかった瞬間くらいに自分たちだけで実際に見に行って、詳細を不動産屋さんに聞くかどうか決める事も多かったです。

ねこほし
ねこほし

その辺は土地勘があって助かったわぁ

見てみたけど決断出来なかった土地たち…

いくつか不動産業者さんを通じて見せてもらった土地もありますが、どうにも合わない土地もあって。

地域H

◎土地面積46坪         ▲古家付
◎駅から徒歩7分         ▲駐車場1台
◎周辺の雰囲気良い       ▲予算オーバー
◎小学校から徒歩6分      ▲前面道路の幅3m
◎中学校から徒歩15分      
ハザードマップクリア

夫が見つけてきた土地。今住んでいるところからとても近く、駅からも小中学校からも近くてとてもよさそう。周辺も新旧どちらの住宅もある。閑静な住宅街って感じ。

ただ、その土地に行く手前の道幅がとっても狭く、しかも直角に曲がらないと土地に入れない…運転が苦手な夫にとって、ここを毎日通るのはストレスになるのでは…。そして古家が建っているので解体費等で予算オーバーの為見送りました。

すま夫
すま夫

土地「だけ」を見たらすっごいよかってんけどなぁ…

ねこほし
ねこほし

どこでもドアがあったら即決しとったなぁ

地域K

◎土地面積60坪            ▲建築条件付き
◎開発分譲地の為インフラ整備済    ▲駅から徒歩10分だが急勾配の坂
◎前面道路整備済み、幅5m以上     ▲小学校まで徒歩18分
◎分譲地一帯が高台の為眺望よし    ▲予算オーバー

30区画くらいの開発分譲地。開発分譲地なのでインフラは既に整っていて、前面道路もきれいに舗装されてとても明るく素敵な雰囲気でした。いいなぁと思ったけど駅から結構な急勾配の坂を上らないといけないので年を取った時に辛いかも…と言うこと。

山を切り崩して開発した土地なので土砂などが心配であったこと。(ハザードマップは区域外でしたが、切り崩した後でのデータではなかったので懸念が残り…心配しすぎ?)予算もオーバーしていたので見送りました。

ちなみに、「建築条件付きの土地」であったことも見送ったことの一因です。

建築条件付きの土地の事を詳しく書いた記事があるのでこちらもどうぞ。
参考:建築条件付きの土地に出会う

建築条件付きの土地

建築条件付き土地とは、「住宅を建設する施工会社が決まっている」土地のこと。土地の売買契約の後一定期間内(3カ月以内など)に、決められた施工会社と建設工事請負契約を結ぶことになる。
建築する住宅については、あらかじめ参考プランが用意されて、これを元に希望するプランを決めていくのが一般的。参考プランから間取りを変更することもできる。また、納得のいくプランができない場合は、土地の売買契約を白紙解除でき、支払い済みの手付金などはすべて返却される。

SUUMO 住宅用語大辞典 より

なので土地を決める=建てる工務店が決まりますが、今回の土地はねこほし家の建てたい感じの家とは違うコンセプトのお家を建築する工務店さんの建築条件がついていました。

加えて上記に書いた懸念事項があったので見送ることにしました。

地域M

◎土地面積60坪          ▲私道+袋小路
◎中学校まで徒歩4分        ▲駅まで徒歩18分
◎値段が相場の半分くらい      ▲小学校まで徒歩15分
                 ▲小さな掘り込み式車庫1台分のみ

ここは不動産会社の方から紹介された物件。古家付き。上記の条件を見てもらってもわかると思いますが、ねこほし家の希望はあまり満たされていません…値段が非常に安いのは惹かれましたが、正直そこだけかなぁ?家の前まで行って、中も見ずにお断りしました。

「土地」と言っても「更地」だけではなく古家付きも多い…

土地を探してわかったのですが、「古家が付いている土地」も土地は土地なんですよね。これは更地にするより建物が建っている方が固定資産税が安いので、売主さんは敢えて建物をつけたまま置いてる事が殆どです。

「古家付き」だと表示価格以外に掛かる費用が出てくる

古家付き土地の場合は、表示価格にプラスして「解体費」や解体した後家を建てられるようにするために「地盤調査費」「地盤改良費」がかかる事も多いです。本当に古い家だと「水道管の交換」なんかもしなくてはいけない場合も

解体費を売主さんが負担してくれたり、古家を解体するための費用に関して補助金が出る地域もあったりするので、表示価格だけではなくその辺りの費用も頭に入れて不動産会社さんと話す必要があるかと思います。

空き土地や空き家を購入し、新しく住むことに関して何らかの補助や助成金が出ることもあります。自治体のホームページなんかに載ってたりするので調べてみてもいいかもしれないです。

土地を探すにも色んな種類の土地がある

「解体更地渡し」「開発分譲地」「古家付き」…。土地と言っても色んなパターンがあって、そのパターンによって費用面や条件など全て違います。自分たちがどう言った土地を探しているのか、どんな費用が掛かるのか色々調べてみて、自分たちに合った土地を探す必要がありますね。

ちなみに、開発分譲地について詳しく書いた記事があるのでこちらもどうぞ。
参考:積水ハウスの分譲地を見に行った話

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