突然ですが、ねこほし夫妻はアラフォーで小学生のこどもが一人います。一般的に、アラフォーって新築を建てるには少し年齢が上の部類に入るかなと思います。
30代後半+子供が小学生、で家を建てるメリットを考えた
何でこんなことを急に言い出したかと言うと。
色々SNSで情報収集をしていると、皆さんお若いことに気付きました。20代が中心で、30代でも前半が大半。
フレッシュなエネルギーをいっぱい貰えてめっちゃ楽しいで
お子さんがまだいらっしゃらないご夫婦や、お子さんが居てもまだ乳幼児…とか。
その前に。若いってそれだけで武器だよね…
皆さまご存じの通り、住宅ローンは組むなら早い方が良い!
そら25歳で35年間のローンと35歳で35年間のローンやと全然違うで
早く住宅ローンが終われば、自分たちの老後資金の準備をする期間も長くなる。そう言う意味では若いってそれだけでメリット!
でも、年を取ってからの新築って、悪い事ばっかかなぁと考えてみると、そうでもないことに気付きました。
アラフォーで家を建てようとすると…
まず考えたのがタイトルも述べていますが「アラフォー=子供がある程度大きい」と言う事。それも踏まえて以下のメリットが。
要は生活スタイルが大人とセミ大人、くらいの感じで考えられると言う感じでしょうか。…ちょっとわかりにくいですね。
子どもが大きいと「子供仕様」が省ける
ねこほし家の子供は小学校低学年です。今のところ一人っ子の予定です。
そうなると、家を子ども仕様にする必要がなくなる点が多いです。
上記に挙げたもの、全て子供が小さかったら絶対つけたい、あったら便利な設備!!!でも我が家のこどもはもうキッズスペースで遊ぶ年齢ではなくなってしまったので不要です。
ちょっぴり寂しくてしょんぼりな感じもします…
なので我が家は全てねこほし夫婦の目線で家づくりをしました。イヤな言い方をすれば「夫婦の為だけの家」のような感じです。
勿論子供部屋はありますよ!!そんなに鬼じゃない!笑
収納もちょっと省ける
収納もしかりです。もう小学生なので、ベビーベッドもベビーカーも要らないし、三輪車やストライダーも要りません。
なので我が家の土間収納はそこまで大きくしませんでした。
その代わりランドセルやらその他洋服など増えますけど…。大人3人の収納、と言う感じで考えました。おもちゃも赤ちゃんの頃より随分減りましたし、リビングにおもちゃ収納などが無くても大丈夫そうです。
庭が無くても大丈夫
これは元々ねこほし夫婦に庭いじりの趣味や広い庭が欲しい、と言う希望がない、と言うのはありましたが、恐らく子供が乳幼児だったら多少庭が欲しくなっていたと思います。
こどもが乳幼児の時代はマンションに住んでいたので、「戸建ての庭でプールとかさせてあげられたらな~」と何度思ったことか。
もうそんな時期は過ぎてしまったのと、我が子はとんでもなくインドアなので庭で遊ぶことはないだろうと踏まえて庭はほとんどありません。
間取り検討時に子どもの性格が何となく出来上がっている
これはお子さんが小さくても我が子の性格をきちんと把握していらっしゃる親御さんが殆どだと思うので、こどもが小さくても当てはまるかとは思いますが…
前述したとおり、我が子はとんでもないインドア。なので泥んこになって帰宅したことがただの一度もありません。
と言う事で玄関からすぐ洗面所へ…や玄関からすぐ浴室へ…などの動線は特に念頭に入れずとも大丈夫でした。
我が家は敷地の形状がちょっと特殊なので、この辺りの動線も考慮しないといけない、となっていたら頭を抱えまくっていたと思います。
自分たちだけではなかなか難しかったので、家族構成も踏まえてココナラで建築士さんに間取りのセカンドオピニオンもお願いしました。これは大正解だったと思っています!
老後がリアルに見えてくる
これはね、もう自信をもって言えますよ。20代のご夫婦より確実に「老後をリアルに考えられます」!!笑
ちょっと無理したらしんどくなってくるのがアラフォー。
重たい荷物を抱えたり、子供を抱っこしたりすると距離がね。距離がもう遠い。あれっ5年前までこれくらいの荷物、楽々抱えてたのに…みたいなことが多くなってきます。
そうなるとバリアフリーのありがたさがわかるんですよね。
我が家に関して言えば、玄関ポーチの階段を少なくすることに異様な執着を見せました、ねこほし。もうこれ絶対そのうちしんどなる!って思ったんですよね。
そんな感じで、家じゅう結構「老後に楽」を考えて話し合いをしました。
打ち合わせが若干楽
これは顕著かな。さすがに小学生なので、打ち合わせの2時間くらいならお絵描きやゲームで大人しく待っててくれます。
現地での短時間の打ち合わせくらいだと、家でお留守番しています。(現住居と新居は徒歩10分ほど)
数年前に中古マンションのリフォームをした時の打ち合わせの時、子供はまだ4歳くらいでしたがその時は結構大変でした。
収入も多少上昇し、生活費のパターンが大体安定してきている
これは私のやりくりの力量の問題かもしれませんが、子供が乳幼児の時はまだ自分自身も職場復帰したばかりで、収入と出費が安定していませんでした。お給料自体もまだまだ夫婦ともに低かったですし。
今はもう職場復帰して数年経っていますし、小学生になったので月々の収入と出費のパターンが安定しています。夫婦でアラフォーなので、収入も若いときよりは上がっています。(それでも低収入ですが…)
住宅ローンの金額を決める際にも、もう安定した出費と併せて考えるので、やりくりしていけるかどうか、と言う不安は少なかったです。
FPさんにライフプランニングをお願いする時も、勤続して10数年経っているので今後の収入も見通しが何となくたっていたし、プランニングしやすかったです。
リフォーム・メンテナンスの回数が少ないかも
これは一概には言えませんが。25歳で建てたと仮定して80歳まで住むとすると55年。40歳で建ててえ80歳まで住むとすると40年。この15年をどう捉えるか。55年だと2回くらい水回りのリフォームがいるかな?40年だと…ギリ1回で済む…かな?笑
メンテナンスも同様で、やはり建ててからの年数が経てば経つほどメンテは必要になるし、55年ってなると途中で建て替えが必要になるかも。40年でも建て替えが必要になるかもしれませんけどね。
この辺は将来設計的にどうするかで違いますが、同じ80歳を迎えた時の家の築年数が新しいのは年を取ってから家を建てるメリットの一つになり得るのではないかと、大変強引ですが思います。
どっちが良い、悪いではない
当たり前ですけど、早く建てる方が「良い」とか遅く建てるのが「悪い」なんてありませんし、どっちにも一長一短のポイントがあります。
が、一般的には「家を建てるのなら早い方が良い」と言われていることが多いように思ったので、遅く建てるにもこんなメリットがあるんだよ。と言う事を言ってみたかったんです。
若くして建てると家賃分住宅ローンに回せるって言うメリットもあるしな
一概にどっち、とは言われへんから「建てたい時が新築建て時~!」やな
アラフォーで家を建てるメリットは
ここまで色々書きましたが、30代後半で家を新築するメリットは以下の通りです。
- 打ち合わせが楽
- 設備や住設を子供仕様にしなくても良い
- ベビーカーなど大型収納を考えなくていい
- 子供の性格に合わせた間取りを考えやすい
- 老後に必要な設備や間取りがリアルに考えられる
- 建てた後のリフォーム・メンテの回数が少なくて済む
- 生活費のパターンが安定しているのでローンも考えやすい
なのでアラフォーと言う遅めで家を建てるのも、良い面もありますよ。
そんなアラフォー夫妻の新居の打ち合わせの様子はこちらです。
参考:理想の間取りを目指して設計打ち合わせ初回
※勿論資金計画はしっかりと、です!ソフトを使って自分でもライフプランニング出来ます。
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