2020年の初めに、ようやく気に入った土地を見つけ、契約まで済ませたねこほし家。建築確認申請の事情により契約後半年ほどは打ち合わせまで待機タイム。ワクワクしながら初回の打ち合わせを待つ毎日…
土地の契約後は至って順調だったのに…
土地の契約が済んでからは、待ち遠しくて仕方ないものの、持ち家のマンションの売却活動やコロナがあったりしてバタバタしておりました。でもちょくちょく土地の様子を見に行ったりしていました。
他の区画は着工開始
開発分譲地で、我が家の土地以外は契約後すぐ間取りの打ち合わせに入り、建築請負契約が締結出来次第着工に入る、と言うようなスケジュールだったんだと思います。あれよあれよと言う間に重機が来て、資材が運ばれて…その間もワクワクしながらちょくちょく様子を見に行っていました。
衝撃は突然に
休日もたまに散歩がてら家族で土地の様子を見に行っていたねこほし家。モデルハウスもそこそこ建ちあがり、どんな風に完成するのかな～と期待を膨らませながらその日も見に行っていました。
かたまるねこほし家
土地の近くに来た時に、あるものを見てしまいました。
それは新築工事に抗議するある年配女性。自宅のベランダから、金物をガンガン叩きながら大声を上げて新築工事現場に向かって怒声を浴びせていました。その当時は４～５軒同時進行で新築工事をしていたので、確かにとってもうるさかったです。ましてやその日は日曜日。たまったもんじゃないと思っての事なのかとは思います。
ただ、勢いが…昔に奈良県で騒音おばさんと言うのが一時期ニュースになっていたことがあったと思うのですが、あんな感じでした。
それを見て冷や水を掛けられたかのごとく固まりまくるねこほし一家。
夫と家族会議
そんな情景を見てしまったものだから、夫婦ともに動揺。その日の夕方にも再度夫が様子を見に行くと、また同じ光景が。
このままこの土地に新築してもいいものか
ちょっと衝撃的過ぎて。このまま新築の話を進めて良いのか、とても悩みました。これから一生住む土地。新築工事現場に怒声を浴びせる…私たちの感覚からすると常軌を逸しているように思えたんです。
私たちには子供もいますし、万が一、万が一何かあの年配女性の気に障ることをしてしまって、危害でも加えられたら…家まで押しかけられたら…色々イヤなイメージばかりが頭をグルグル回ってしまって。
今の土地は気に入っている。しかし近所にあの女性がいるとわかっている以上、わざわざこの土地に執着しないといけないのか。利便性は劣ったとしても、穏やかに住める土地の方が良いのではないのか。
まだ家の着工はおろか、建物の請負契約もしていない。引き返すなら今のうちではないのか。夫と何度も話し合いました。いっそのこと、女性の存在に気付かないまま着工までしてしまっていたら諦めつくのに…
あそこ以上に、ねこほし家にとって良い条件の土地はなかなかない。このまま新築したい。でも一生住む土地のこと。目をつぶっても良い範囲なのか…でも欲しい…でも、安心して暮らせないのではないか…何日も同じような話し合いを夫婦で行いました。
考えても考えても答えが出ない…
出した答えは…契約解除
夫婦で何日もかけて、幾度となく話し合った結果、「契約をとりやめよう」と言うものでした。やっぱりあの剣幕を目の当たりにしてしまうと、なかなかあの方のごく近所に住むのはちょっと心配かなぁと。
そうなると、次は「建築条件付きの土地の契約を白紙にする」と言う重要課題が待っています。契約はしてしまっているので、これをどう、白紙にしてもらうのか。。。また悩みが出来ました。
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